各流派&武器の紹介
【柳生新影流兵法】
戦国時代、上泉武蔵守という剣豪が興した流派です。当会の新影流は、江戸時代に福岡藩へと伝えられた系統です。剣術、居合術の他に、棒術、短杖術、鉄扇術、無刀取など様々な技法をつたえています。袋竹刀を用いた実戦的な稽古も行います。
【佐分利流槍術】
佐分利流は戦国の末から江戸時代の初め頃、合戦の経験を集大成して編み出された槍術です。瀬戸内地方を中心に全国に広まりました。四百年前から伝わる形の稽古と防具を着けて自由に攻防をする地稽古により戦国の実戦技を現代まで受け継いでいます。実際に甲冑を身に着けて槍を使う稽古も行っています。
【不遷流柔術】
幕末、拳骨和尚こと武田物外が興した流派です。明治以降岡山県に伝承されています。柔術、杖術、十手、薙刀、鎖鎌、八重鎌などの技法をつたえています。